「しょぼ、ぼーーん・・」 父親の後ろ姿に残念な言葉がにじみ出てきます。 なんとか解決できないものなのか・・ そこに救世主が現れます。 魔法の言葉を教えてくれたんです。 その効果は抜群で瞬く間に父親の笑顔がよみがえります。

「何言ってるの？今は1時間で行けるのよ」 「あんた知らないの？」 えっ最近は行ってないけど、そんなに早くは行けないはずだけど・・・ かなり前に行った時は、もっとかかった記憶があるけど、あれから技術の発展で変わったとかありえるのかな？？ いや・・…

「なんでこんなに高いの？」 「よく分からんが請求されるから払っとるんじゃ」 「そうなんだ・・うんうん、んっ！！」 「これってまさか・・」

「えっ今更気づいたの！！」 そんなら早く言ってよー そうです。 後半になるまでまったく気づきませんでした。 「やってしまった・・」 「知っていればもっと違っていたのに・・」